海外移住

モロッコ人との国際結婚 手続きの流れ

私がモロッコ人と婚姻手続きをするとき、ググって情報を探しましたがなかなかありませんでした。

また、モロッコ人の夫経由でモロッコ国内の情報も探してみましたが、やっぱり日本とモロッコのカップルはまだまだ数として多くありません。
そんな中、私たちは探りながら手続きしていきました。ここに書いてあるのは私たちがカサブランカの家庭裁判所で手続きした体験ですが、婚姻手続きはモロッコの地域によって異なります

ですので、くれぐれも正確な情報は手続きされる家庭裁判所にお問い合わせされてくださいね。

日本での準備

モロッコ大使館へレターの作成を依頼

必要書類に、犯罪経歴証明書があります。
これは、警察署にいって作成するのですが、その際に、なぜ犯罪経歴証明書が必要なのかという書類の提示を求められます。

そのために在日モロッコ王国大使館に問い合わせて、警察署へ持参するためのレターを取り寄せる必要があります。

私の場合はまずお電話しました。
そして、先方のご依頼で「この度モロッコ人との婚姻手続きを行うため、警察署へ犯罪経歴証明書を取り寄せますので警察へのレターをお願いします」と一筆書いて返信用封筒をつけお送りしました。

2週間程度で大使館から自宅にレターが届きました。
それを持参して警察署へ犯罪経歴証明書をもらいにいきました。

注意

もし、あなたがモロッコ人と結婚して、モロッコに移住するのであれば、犯罪経歴証明証は2通入ります。
私は一通しか準備していなかったため、二度手間になりました。

移住するのであれば、大使館へのレターにも、婚姻手続きと滞在許可証のために2通取り寄せる旨記載していただきましょう。

警察署で犯罪経歴証明書を入手する

パスポートと大使館のレターを持参して、警察署に出向きます。
鑑識課で指紋をとって、約1週間後に受け取りにいきます。

区役所で必要書類を入手する

戸籍謄本、独身証明書を役所で入手します。

全て書類を入手したら、在モロッコ日本大使館に問合せました。
そして、申込のための書類を記入して、書類一式をスキャンデータにして事前にメールで送りました。
そうすることで、モロッコについて在モロッコ日本大使館に必要書類を受け取りにいく手間が一度になります。
訪れる日よりも数日余裕をもって送付しておけば安心だと思います。

モロッコでの婚姻手続き

大使館で必要書類を入手する

あらかじめメールで送った書類の原本を持参し、大使館で書類を受け取ります。全てフランス語に訳された書類です。

健康診断を受ける

夫婦で健康診断を受けます。
私は近くのパブリックの病院に行きました。
最初、検査キットで人差し指の先端から血液を取られました。
その後、先生とカウンセリング、といっても私が外国人なので、夫が先生とアラビア語でいくつか受け答えをし、私は「特に健康に問題はない」と返事したぐらいでした。
その後、血液検査の結果が出て、二人とも陰性で問題なしとのことで書類を作成してもらいました。

そのときはなんの検査だったのかわからなかったのですが、後で聞くとHIVの検査だったようです。

注意

このとき夫婦で一枚ずつ診断書を書いてもらったのですが、移住される場合は滞在許可書の申請で私の分はもう一枚必要になります。ぜひ2枚作成してもらいましょう!
私は二度受診しました。
二度目はプライベートの病院で、割高でしたが血液検査はありませんでした。

職業証明書(無職証明書)を作る

裁判所へ手続きにいったとき、私の職業証明書が必要だと言われ、私はどうしたらよいのかわからなくなりました。
日本では職業証明証というものがありません。
途方に暮れていたら、モロッコでは仕事していないのだから、無職の証明証を作ればいいんじゃないかとアドバイスをもらい、無職証明書のドキュメントを作ってもらいました。

モロッコではパブリックライターという職があり、証明書の書類を書いてくれるところがあります。
その書類を役所に持っていって、オフィシャル書類とみなすためのスタンプを押してもらいます。

スタンプが付いた書類を裁判所に持っていけば無事通りました。

イスラム教へ改宗する

この手続きは数日かかります。最初に改宗の申込に行きます。
証明写真とパスポートを渡して、書類にサインをします。このときにアラビアネームをつけて、サインしました。(アラビアネームを書くかどうかは自由です)
そして二日後ぐらいに書類ができあがり、受け取りにいく流れになります。

モスク(教会)によっては、イスラム教に改宗するための宣言を言わされることがあるようですが、私はとくにありませんでした。

晴れて改宗すると、私のムスリム証明書をもらい裁判所へ提出します。

モロッコでの犯罪経歴証明書を作りにいく

大使館で入手した出生証明書のコピー(原本は裁判所に渡す必要があるので必ずコピーを渡す)とパスポートを持参して警察の担当窓口へ行き、作成してもらいます。
午前中に窓口で受け付けを行い、午後15時すぎに取りにいく流れでした。

家庭裁判所(国際結婚の窓口)へ出向く

家庭裁判所はなんでこんなに人が多いのか疑問なくらい多かったです。
国際結婚のところはそうでもないですが、待たせられるので、出来る限り朝一番のりを目指していくことをおすすめします。(何時だったか忘れましたが9時につくイメージで私たちは行ってました)
家庭裁判所も警察署も窓口の受付は午前中がメインです。

警察署へ行く

裁判所の書類を持って警察署へいき、警察署でいくつかの書類を作ってもらいます。
だいたい2〜3日かかりました。
書類ができたらその足で家庭裁判所の中にある検事部にいきます。

家庭裁判所の中にある検事の所へ行く

警察から届いた書類を裁判所内の警察が確認していました。

家庭裁判所で婚姻手続き完了の書類をもらう

家庭裁判所で婚姻手続き登録の書類ができます。
たくさんの書類を提出しましたが最終的に一枚の書類になって帰ってきました。
その書類を持ってモスクに行きます。

モスクで最終の婚姻手続きを完了させる

私は家庭裁判所で結婚手続きが終わったら、それで終わりだと思っていました。

違うんです!!!!

モロッコは、モスク(教会)が区役所のような役割をしています。
裁判所が結婚手続きをしたという証明書を持っていくと、それは取り上げられ、それをもとにモスクが婚姻証明書を作成します。

そしてアラビア語の婚姻証明書一枚が出来上がります。

以上がモロッコ側の婚姻手続きの流れでした。書くだけでも長いですね。。。
日本での手続きはこの後に行いました。また後日記事にします!

手続きにかかった時間

日本では待ち時間を含めて3週間程度、
モロッコではほぼ毎日何かしらの手続きを行って3週間かかりました。

モロッコでは二人とも仕事をせずに対応していたので最短が3週間のような気がします。(同じ流れの場合)
私は3週間のモロッコ滞在後、日本に帰る予定でした。
結婚手続きは途中、作成した書類にミスがあったりなどトラブルに見舞われ、滞在中にできないかもしれないと何度も思いましたが、最後、ぎりぎり帰国便のフライト2時間前に手続きが終わりました。

晴れて夫婦になってすぐに私は日本へ、彼はモロッコに残り離れ離れになりました。笑


もし、仕事をしながら結婚手続きをされる場合は時間に余裕をもった方が焦らずにすむと思います。
とはいえ、滞在許可証も1ヶ月ぐらい発行までにかかるので、できる限り結婚手続きは前のめりに進めることをおすすめします!

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© 2020 ネコと旅するモロッコ案内人ラザーン