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モロッコの交通機関まとめ(バス・タクシー・電車・新幹線)

個人旅行でモロッコへ行く時、どんな交通機関を使えばいいの?

今回はそんな疑問にお答えします!

本記事を書いている人

本記事の読者

・個人旅行の予定の人

・モロッコ国内を公共交通機関で移動したい人

ラザン

現地在住の私が普段使っている交通手段についてご紹介します!

本記事のメリット

本記事を読み終えたらモロッコ国内での移動について、全体概要を把握することができます。
旅の計画がスムースになります。

モロッコへの行き方はこちらの記事をご覧ください。

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さっそく本題に入りましょう!

鉄道(電車)

ONCF(オーエヌセーエフ)鉄道

日本でいうJRのような存在。モロッコを縦断して走ります。北はタンジェ、南はマラケシュです。
カサブランカ空港からもONCFが通っています。
ONCFのチケットはwebサイトからでも購入可能です。
席は一等と二等に分かれています。
私は昼間の移動なら二等を購入していますが、夜の移動や女性の一人旅なら一等をおすすめします。

ONCF

BORAQ(ボラク)新幹線

カサブランカからタンジェ間を走る新幹線です。
カサブランカからタンジェまでは2時間ちょっとです。

カサヴォヤジャーズ、ラバトアグダル、ケニトラ、タンジェに停まります。
オンラインで予約が可能です。

BORAQ

高速バス

CTM(セーチーエム)

CTMはモロッコ国営のバス会社なため、一番安全運転を心がけているバス会社です。主要都市へのアクセスに便利です。CTM専用のバスターミナルが各都市にあります。
CTMバスチケットは、通常、CTMバスチケットオフィスで直接購入するか、CTMチケットサイトからオンラインで購入できます。CTMバスのチケットはすべて払い戻しができませんのでご注意ください。

もうひとつ、定評があるのは、Supratours(スープラトゥール)というバス会社です。
こちらは鉄道の会社ONCFと運営が同じなため、電車とバスのセットでチケットを購入することができます。例えば、カサブランカからエッサウィラに行きたいとき、終着駅のマラケシュまでは鉄道で行って、そこからSupratoursに乗り換えてエッサウィラに向かいます。時刻が連動しているため、便利です。

モロッコには、他にもCTMより安い高速バスがありますが、人数が集まらないと出発しなかったり、スピードを出す運転手だったり、またまた乗客の客層が悪く、トラブルに巻き込まれたりしかねません。
CTMかSupratoursの2択から選ぶのをおすすめします。



タクシー

グランタクシー

小さな都市・街・村への移動はグランタクシーを使用します。都市から都市への移動になります。
相乗りタクシーなので、人数が集まらないと出発しません。
急ぎたい場合は、他の席の分も支払えば出発してくれます。

こちらは古いタイプのグランタクシー。助手席2名、後部座席に4名の最大6名のお客さんをのせます。モロッコはここ数年にかけて、バンのタクシーに変わっていっていますが、中にはこういった古いタクシーもあります。

プチタクシー

市内を走るタクシーです。市外には出ることができません。都市によって、タクシーの車体の色が変わります。ラバトは青色、カサブランカは赤色、といったように様々な色のタクシーがあります。

相乗りタクシーで、助手席1名、後部座席は2名まで乗れます。

初乗り料金は都市によって変わりますが、5dh〜7dh程度です。

私は普段、だいたい4kmぐらいで12dh程度支払います。

ただ、カサブランカやマラケシュなどのタクシーは、有名どころのスポットがそんなに離れていないため、近場だと値段はメーターではなく交渉になるケースもあります。

近いのに50dh以上の値段を言われた場合はあきらかにぼったくりなので、気をつけましょう。

タクシーはどんどん来るので、変な雰囲気のドライバーだったら乗らずに流しましょう。

まとめ

今回ご紹介した公共交通機関の乗り物は普段私が使用しているものです。

日本と違って、細かいアナウンスがなかったり、時間通りの発車でないこともよくあります。

夏は観光客が多く、バスや電車のチケットが売り切れてしまうことがありますので、かならず前日までに購入しておいてくださいね。
(特にバスは売り切れて結局延泊しないといけなくなるケースをよく聞きます)

個人旅行の醍醐味は現地の人の生活に近い状況を体験すること。
くれぐれも安全に配慮して旅行を楽しんでくださいね。


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