
2020年12月中旬、モロッコの首都ラバトから地中海沿いの小さな街マルティルへと引っ越しました。
マルティルは元々5年前に2ヶ月ほど滞在していたことがあり、老後はここに住みたいと思っていた町です。
予定よりだいぶ早まりましたが移り住むことに決めました。
小さな街で、中心部は一時間の散歩で回れるほどです。
地中海に面しているため、夏のバカンスシーズンはモロッコ国内はもちろん、ヨーロッパからたくさんのツーリストで溢れかえります。
目次
マルティルの場所
ラバトから北上し、車で約5時間、300kmの道のりです。

建物は白をベースに青を効かせたデザインで、他のモロッコの都市と違った雰囲気があります。

モロッコといえば大西洋に広く面しているので、海といえば荒々しい大西洋の印象が強いのですが、マルティルの地中海は穏やかな波でゴミも少なく綺麗です。
マルティルの特徴

モロッコの他の都市と比べると以下の特徴があげられます。
- 北部の名物ビサラと魚のスープ
- 北部のスイーツ「ザアザア」
- 観光地なので夜店が多い
- コーヒー豆の販売shopが多くコーヒー愛飲家が多い
いくつか詳しくご紹介していきます!
朝食は乾燥そら豆のスープ「ビサラ」

熱々のタジンに注がれた空豆のスープ。
とっても美味しいです!
塩とクミンとオリーブオイルでの優しい味付けです。
だいたい一人前10dh(約120円)でパンといただきます。
マルティルは風が強い街なので、寒い日はビサラで温まります。
アボカドフルーツパフェ「ザアザア」

3日に1回は食べているんじゃなかろうか...。
大好きなザアザア。
お店によって微妙にスタイルは異なります。
基本はアボカドジュースの中にカットされたバナナやリンゴが入っていて、底の方にプリンが眠っています。
トップはホイップクリームとフルーツでデコレーション。
こちらも大体100円から200円程度でいただけます。
学生の小腹を満たすひよこ豆のオムレツ「カリンティ」

ひよこ豆のオムレツで、お味は結構シンプルでした。
個人的にはもう少し味付けが欲しいなと感じましたが、学生さんの小腹を満たす人気屋台です。

2dh(約24円)で熱々のひよこ豆オムレツをいただきました!
名物フィッシュスープ

こちらも引っ越してきて3日に1回のペースで食べるスープです。
ビーチ沿いのレストランでいただけます。
いろいろな魚のエキスが濃縮されていて食べ応えあり!
モロッコでこんなに魚を食べる地域は他にないのでは!?と思うほど、魚がポピュラーな街です。
アジア人は私だけ?
今のところ街を歩いていてまだアジア人に遭遇していませんのでmartil在住のアジア人は私だけかもしれません。
少しずつ現地のモロッコ人と仲良くなって馴染んでいきたいものです。